建売で門柱のポストを変えたい！種類別の交換方法を解説

建売にはあらかじめポストが設置されていることがほとんどです。
しかし、自分の好みやニーズに合わない場合もあるかもしれません。
この記事では、建売のポストを変えたい場合の対応方法や、種類ごとの交換方法を紹介します。
設置するのにおすすめの場所も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

建売のポストを変えたい場合の対応方法
建売におけるポストの種類と交換方法
建売のポストはどこに設置するのがおすすめ？
まとめ

建売のポストを変えたい場合の対応方法

建売のポストを変えたい場合は、以下の3つの方法があります。

住宅会社に相談（入居前の場合）
リフォームで移設・変更（入居後の場合）
DIY（ただし専門知識が必要）

なお、対応できる方法は入居前後で異なります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

入居前なら住宅会社に相談

早めのタイミングであれば住宅会社へ相談するのがおすすめです。
外構工事の前であれば変更可能な場合があります。
ただしポストの変更はリフォーム扱いで料金が発生する可能性もあるため、事前に見積もりを確認しましょう。

入居後はリフォームで移設や変更が可能

入居後にポストを変えたい場合は、リフォームで移設や変更が可能です。
リフォームなら、自分の好きなデザインのポストを選べ、設置場所も自由に決められます。
建売はオープンな外構の場合が多いため、ポスト以外のエクステリアも追加すれば、防犯性の向上に繋がります。

DIYの場合は専門知識が必要

ポストの取付や交換ならDIYで可能なのでは？と考える方もいるでしょう。
DIYの難易度はポストの種類によって異なります。
壁にネジで取り付けるタイプであればDIYも可能ですが、地面に埋め込むタイプや壁に埋め込むタイプの場合は専門的な工事を要します。
地面を掘る、壁や塀に穴を開けるなどの工程を考えると、専門会社に頼むのが安心です。

建売におけるポストの種類と交換方法

ポストの種類は「独立タイプ（門柱タイプ）」「壁付けタイプ」「埋め込みタイプ」の3つあります。
それぞれの特徴をまとめると以下の通りです。

種類	特徴
独立タイプ (門柱タイプ)	・地面に埋め込んで固定・表札やインターホンと一体型もある(機能門柱) ・デザイン性が高い
壁付けタイプ	・壁にネジで固定・玄関横に設置する場合が多い・取替が簡単・門柱への取付も人気
埋め込みタイプ	・壁や塀に埋め込むタイプ・玄関脇に埋め込めば外へ出ずに受け取れる

各タイプについて詳しく解説します。

独立タイプ（門柱タイプ）

独立タイプは地面に埋め込んで固定するスタンド型のポストです。
インターホンや表札とセットになった機能門柱タイプもこちらに当てはまります。
存在感があり、住宅の印象に大きく影響します。
独立型ポストに交換する場合、地面を掘って埋め込む作業が必要です。
専門的な工事になるため、エクステリア会社への依頼をおすすめします。

壁付けタイプ

壁付けタイプは3タイプの中で最もデザインが豊富で、
玄関横や門柱などにネジで固定するだけで取付が完了します。
DIYで取付や交換したい場合はこのタイプがおすすめ。
防犯面が気になる場合は鍵つきのものを選ぶようにしましょう。

埋め込みタイプ

壁や塀に埋め込んで設置するタイプのポスト。
玄関脇に設置すれば、外へ出ずに郵便物の確認が可能です。
埋め込みタイプへの交換は、設置する壁や塀に穴を開ける必要があるため、専門的な技術が必要です。

建売のポストはどこに設置するのがおすすめ？

ポストの設置場所は、郵便物の取りやすさや防犯面など、ニーズによって変わります。
設置場所を決める際は以下3つのポイントを考慮するのがおすすめです。

取りやすさ重視なら玄関一択

郵便物のために外へ出たくない、雨や雪の日に郵便物を濡らしたくないという方は、玄関横の設置がおすすめです。
玄関に埋め込みタイプのポストを設置すれば、外に出ることなく郵便物をチェックできます。
郵便物が投函されたかどうか、音で判断できるのも嬉しいポイントです。

道路に面した場所なら防犯上も安心

防犯面を重視したい場合は道路に面した場所がおすすめです。
道路に面した場所にポストがあれば、知らない人が敷地内に侵入するのを防止できます。
ただし、郵便物や新聞を取りに行くために道路まで出る必要があります。

距離を短く防犯も意識するなら玄関ポーチ前

取りに行くまでの距離を短くしつつ、防犯も意識したい場合、玄関ポーチ前（玄関と道路の中間地点）がおすすめです。
玄関ポーチ前にポストを設置すれば、玄関からの距離は道路前よりも短くて済みます。
玄関先まで知らない人が来る心配もないため、防犯面でも安心です。
ただし、郵便物を取るためには屋外に一度出る必要があります。