建売の賢い選び方とは?7つのポイントや失敗例を確認 | トスケンホームブログ

建売の賢い選び方とは?7つのポイントや失敗例を確認

住まいのこと

販売中の建売から最適な物件を見つけるには慎重な選択が必要です。
この記事では、建売を賢く選ぶための7つのポイントや失敗例について紹介します。
快適な住まいを手に入れるため、ぜひ参考にしてください。

建売住宅を選ぶ時の代表的な失敗例

建売を購入後、住み始めてから不便さや後悔を感じるのは避けたいところです。
住宅購入の失敗にはいくつかのパターンがあります。

  • 日当たりが悪い/西日が眩しい
  • 周辺の騒音や臭いが気になる
  • 周辺施設へのアクセスが大変
  • エアコンが効きにくい/湿気が気になる
  • 生活動線に支障をきたす間取り
  • 収納や物干しスペースが不十分

以下で住宅選びでよくある失敗例を紹介します。

日当たりが悪い/西日が眩しい

内見時点で注意したいのが、日当たりの良し悪しや夕方の西日の強さです。
日当たりが悪いと室内が暗く感じると同時に、湿気がこもりカビの発生リスクが高まります。
日照時間が短い冬は、日当たりの悪さのせいで室内がより寒く感じられ、暖房の光熱費がかさみます。
また、夕方の西日も注意したいポイントです。
特に夏は西日によって夕方以降も室温が下がらず、こちらも光熱費がかさんでしまいます。

周辺の騒音や臭いが気になる

住宅を選ぶ際に失敗しがちなポイントとして、周辺の騒音や臭いが挙げられます。線路や幹線道路沿い、繁華街の近くなどは騒音が多く、落ち着いて生活するのが難しくなります。
また工場の近くや、交通量の多いエリアなどは、排出されるガスの臭いがストレスの原因になりかねません。
「住んでいるうちに慣れる」という方もいますが、音や臭いの感じ方には個人差があるため、慎重に考えるべき問題です。

想像以上に周辺施設へのアクセスが大変

買い物するためのスーパーやコンビニ、通勤・通学に利用する駅やバス停が遠いと、生活の利便性が著しく低下します。
通勤で交通機関を利用する場合は、毎日の通勤時間がストレスにならないような立地を重視すべきです。
子どもがいる場合、自宅から学校までの距離や、夜道の安全性も考慮しましょう。

エアコンが効きにくい/湿気が気になる

建売を選ぶ際はエアコンの設置位置や効率、断熱性能も確認する必要があります。
エアコンの設置場所が適切でないと、室内の一部が適温にならなかったり、エアコンの効きが悪くなったりします。
また、湿気の問題も重要です。
断熱材が適切に使われているか、換気に十分な窓やドアがあるか、浴室やキッチンの換気機能は問題ないか、あらかじめ確認しましょう。

生活動線に支障をきたす間取り

建売は多くの人にとって暮らしやすい間取りで企画・設計がされています。しかし、土地の大きさや形によっては、やむを得ずイレギュラーな間取りで設計されていることがあります。
特にキッチン、トイレ、洗面所、浴室などの水回りは、なるべく一か所に固まっている方が生活しやすいと言われています。
間取りにあまりこだわりがない方も、水回りの位置はぜひ意識してみてください。

収納や物干しスペースが不十分

お部屋の広さや住宅性能に注目しがちですが、忘れやすいのが収納スペースの大きさです。
収納スペースが不十分だと、季節家電や衣類の収納に困ったり、生活空間が散らかりやすくなったりします。
また、物干しスペースも見落としがちです。
スペースが不十分だと、衣類の乾燥に手間や時間がかかるうえ、生活空間に洗濯物を干さなければいけないストレスも発生します。

建売住宅で後悔・失敗しない!賢い選び方の7つのポイント

建売を購入後「失敗した!」と後悔しないためには、住宅選びの段階で覚えておきたいポイントがあります。
住み始めてからの生活が快適なものとなるよう、以下に紹介する7つのポイントを意識した家選びをおすすめします。

  • 周辺施設へのアクセスは問題ないか
  • 災害時のリスクはないか
  • 好みのデザインか
  • 日当たりや風通しは良好か
  • 間取りや収納は十分か
  • 購入後の保証内容や期間はどうなっているか
  • 予算の範囲内か

それぞれ詳しく見ていきましょう。

周辺施設へのアクセスは問題ないか

生活に必要なスーパーやドラッグストア、コンビニなどが、徒歩圏内にあるのが理想的です。
普段マイカーで生活している場合は、車で10分以内の場所にお店があれば快適に生活できます。
また、最寄りの駅やバス停までの所要時間、住宅周辺の坂の多さ、学校までの距離、交通量の多さなどは住む前に知っておきましょう。

災害時のリスクはないか

意外と見落としがちなのが、災害へのリスクです。
洪水や浸水、津波などの発生リスクは、市町村が出している「ハザードマップ」で確認できます。
ハザードマップは各市町村のホームページに掲載されているほか、市役所に行けば冊子をもらえます。
購入したい物件の地域に、どのようなリスクがあるのか事前に確認しましょう。

好みのデザインか

建売はデザインが決まっています。
外観や内装が家族の好みに合っているかどうかは、住み心地にも関わってきます。
家具を新調せず今までのものを使う場合、お部屋のテイストと合っているかも考慮した方が良いでしょう。

日当たりや風通しは良好か

日当たりや風通しは日々の快適度に直結する要素です。
リビングはもちろん、2階の日当たりや、各部屋の風通しは確保できるかを確認しましょう。
物件を訪れる時間帯は日中になりがちですが、夕方にも足を運ぶことで、西日の差し込みを確認するのも有効です。

間取りや収納は十分か

部屋数や収納の大きさが、自分たちのライフスタイルに合っているかチェックしましょう。
今は夫婦二人でも、今後家族が増える予定があるなら、子ども部屋の数も考慮した間取りを選ぶことになります。
また、収納も同様です。
例えば、衣服を多く持っている家庭であれば、広めのウォークインクローゼットがあると安心です。
必要な場所に必要な収納があるかどうか、見極めることが肝心です。

購入後の保証内容や期間はどうなっているか

暮らし始めてからのアフターサービスや保証期間も、あらかじめ担当者に詳細を確認しておきましょう。
2000年4月にスタートした住宅品質確保促進法では、「新築住宅に構造耐力上主要な部分にあった瑕疵(欠陥)については引渡しから最低10年間の無料修理」が義務付けられています。
それ以外の補償内容は住宅会社によってさまざまです。

例えば一般的なハウスメーカーや工務店では構造部分の初期保証は10年ですが、弊社トスケンホームでは「安心できる暮らしのための4大保証」として、構造部分の初期保証は20年で最大60年まで延長保証が可能(有償メンテナンス要)です。
また、システムキッチンや給湯器、洗面化粧台など設備保証10年、地盤品質の20年保証、シロアリ被害の10年保証(最大30年)など、独自の保証を用意しています。
詳しくは以下のページをご覧ください。

「安心できる暮らしのための4大保証」トスケンホーム

予算の範囲内か

自分たちの条件にあった魅力的な物件に出会っても、ローン返済に無理が生じてしまっては元も子もありません。
販売価格以外の諸費用や、頭金なども含めて、当初の資金計画からかけ離れていないかチェックし、無理のない負担で理想の住まいを手に入れましょう。

建売の購入に悩んだら検討期間はどれくらい設けるべき?

建売の購入を悩み始めてから購入まで、検討期間はどのくらいかかるものなのか、イメージしづらい方も多いかと思います。
おおよそのスケジュールとして「物件選び〜契約まで4・5ヶ月程度」と考えておきましょう。
購入を決めるまで、「何についてどのくらい期間が必要なのか」を箇条書きにすると、以下のようになります。

  • 候補となる物件をいくつか探す(1〜2週間)
  • 気になる物件に見学予約→内見する(件数によるが3〜4週間)
  • 特に気になった物件に絞って再度内見する(1〜2週間くらい)
  • 購入を決めた物件の諸条件の交渉(1週間前後)
  • 契約から入居まで→1〜3ヶ月くらい

物件を探し始めてから、購入する物件を決めるまでで2ヶ月前後、物件が決まって契約〜入居まで1〜3ヶ月ほどかかります。
建売の場合、「建物が完成しているからすぐに入居できるだろう」と考える方も多いですが、契約から入居までには住宅ローンや登記などの諸手続きが必要です。
入居したい時期の半年ほど前から、余裕を持って家探しをするようにしましょう。

まとめ

建売を選ぶ際の失敗例と、賢く選ぶための7つのポイントについて紹介しました。
立地や間取りなどの基本条件だけでなく、日当たりや風通しなどの細かい部分から購入後の保証内容まで、重要なポイントをおさえることが満足度の高い住宅選びに繋がります。

トスケンホームでは、自信を持っておすすめできる自社物件をWebサイトで公開しています。

また、無料会員様限定公開の建売も多数ご用意しております。
あなたのライフスタイルや希望にあった家探しを、住宅のプロがお手伝い致します。
しつこい営業などは一切ございませんので、安心してご相談ください。