建売住宅によっては自転車置き場が設置されていない場合があります。
気になっている物件に自転車置き場がないと、購入に迷うかもしれません。
この記事では、自転車置き場がない場合のアイデアや、購入で迷っている際のポイントについてまとめました。
これからマイホームを購入する方はぜひ参考にしてください。
建売に自転車置き場がない場合のリスク
自転車置き場のない住宅で発生するリスクは大きく2つ。
「自転車が劣化するの早さ」と「盗難の遭いやすさ」です。
それぞれについて詳しく説明します。
自転車の劣化が早まる
自転車を雨ざらしにすると、パーツのサビや塗装の剥がれが発生しやすくなります。
直射日光によるタイヤのひび割れやちぎれにも注意が必要です。
雨や直射日光を遮る場所がない分、メンテナンスの頻度や費用もかさむと考えておきましょう。
盗難に遭いやすくなる
「外に放置されている=盗みやすい」と思われてしまいます。
自転車にロックをかけたとしても、盗難を完全に防げるとは言い切れません。
ニッパーなどでロックを切られ、自転車ごと持ち去られる恐れがあります。
自転車置き場がない時のアイデア5つ
建売に自転車置き場がない場合、下記のような工夫をすることで劣化や盗難を防止できます。
- 自転車カバーを使う
- 軒下のスペースを利用
- 玄関・室内に置く
- 倉庫にしまう
- 家庭用自転車置き場を設置する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
自転車カバーを使う
最も簡単な対策は、自転車カバーの使用です。
自転車カバーとは、自転車の上にかぶせる布やビニールのカバーのこと。
雨や日光、ほこりなどから自転車を保護します。
ホームセンターや自転車店に行けば1,000円台で販売されています。
使わない時は折りたたんでコンパクトに収納できます。
軒下のスペースを利用
軒(のき)とは、屋根のうち外壁よりも外側に突き出ている部分のこと。
軒下にスペースがあれば自転車置き場として活用できます。
ただし、横からの雨や風には弱く、倒れやすいのがデメリット。
他の建物や植木の近くなど、風除けになりそうな場所を選ぶのがポイントです。
玄関・室内に置く
玄関や室内スペースに余裕がある場合、自転車を屋内で管理するのも有効です。雨風や直射日光を防げるだけでなく、盗難の心配もありません。
ただし帰宅時は、自転車についた泥や水が室内に飛び散らないよう、拭き取ってから保管する必要があります。
自転車に泥除けをつけるのもおすすめです。
また自転車を玄関や室内に置くと、見た目が気になることも。
その場合は自転車カバーを活用するといいでしょう。
倉庫にしまう
家の中に持ち込めない場合、倉庫も収納場所になり得ます。
その場合は、倉庫のサイズや形が自転車に合っていることが条件です。また、倉庫の中の湿気や温度に注意しましょう。
倉庫内の湿気や温度が高すぎると、サビの原因になるため注意してください。
家庭用自転車置き場を設置する
屋外にスペースがあるなら、家庭用自転車置き場の設置がおすすめです。
自転車を収納するための専用のボックスやテントのことで、安いものなら2万円前後で購入できます。
自転車を室内に運ぶ必要がなく、簡単に出し入れできるのがメリットです。
2m×2m程度のスペースがあれば自転車置き場を設置できます。
自転車置き場がない家の購入で悩んだ時は?
購入したい住宅に自転車置き場がなくて悩むケースもあるかもしれません。
その場合、以下のポイントを見直すのがおすすめです。
- 自転車の利用頻度を再考する
- 公共交通機関やシェアサイクルの利用
- コンパクトな自転車への買い替え
- 自転車置き場のスペースを確保する
一つずつ詳しく説明します。
自転車の利用頻度を再考する
自転車を利用する頻度を再考してみましょう。
家の近くに駅やバス停がある、スーパーやコンビニが徒歩圏内にある場合は、自転車が不要かもしれません。
自転車の利用頻度が低い場合は、手放すのも一つの手です。
公共交通機関やシェアサイクルの利用も検討する
自転車をまだ購入していない場合、バスや電車などの公共交通機関を利用することも検討しましょう。
バス停が近い場合、駅までの移動も大きな負担にはなりません。
例えば新潟市内のシェアサイクル「にいがた2kmシェアサイクル」であれば、30分165円で電動自転車をレンタルできます。
新潟駅や古町で移動することが多い場合、利用してみるのもいいかもしれません。
コンパクトな自転車への買い替えも有効
折りたたみ式や小径車(タイヤ径の小さな自転車)など、コンパクトな自転車への買い替えも有効です。
通常の自転車よりサイズが小さい分、収納や持ち運びが楽なので、狭いスペースに置きやすくなります。
自転車置き場のスペースを確保する
どうしても置き場が必要な場合は、敷地内に自転車置き場用のスペースを確保しましょう。
購入する自転車置き場を前もって検討し、サイズ感や材質、エクステリアになじむかどうかなどもイメージしておくのがおすすめです。
まとめ
自転車置き場がない場合、自転車カバーを使うほか、軒下のスペースや玄関、倉庫にしまう、自転車置き場を設置するなどの対策ができます。
自転車の利用頻度や移動手段を再考するのも有効です。
弊社トスケンホームでは新潟県内各地で建売住宅を販売しています。
住宅選びのコツもお伝えできますので、マイホームを検討している方はぜひお気軽にお問い合わせください。