こんな建売住宅は買うなと言われる建物の特徴5選!後悔しないポイントとは? | トスケンホームブログ

こんな建売住宅は買うなと言われる建物の特徴5選!後悔しないポイントとは?

住まいのこと

住宅購入は一生に一度の大きな買い物。
住宅選びをする上で、「後悔しやすい住宅の特徴」も知っておく必要があります。
この記事では「こんな建売は買うな」と言われる物件の特徴や、実際に不具合のある住宅を購入した場合の対処法をまとめました。建売の購入を考えている方はぜひ参考にしてください。

こんな建売は買うな!危険な建売の特徴7選

「買ってはいけない」「買って後悔した」と言われる物件には、いくつかの共通点があります。
ここでは、注意すべき建売の特徴を7つ紹介します。

  • 相場より安すぎる
  • 断熱性能や耐震性能が不明確
  • 日当たりが良くない
  • 不便な立地
  • 災害リスクが高い
  • 新しい会社
  • 不動産会社

以下で詳しく見ていきましょう。

相場より安すぎる

相場より極端に安い建売は注意が必要です。
例えば、建売の価格相場が3,000万円前後のエリアで「1,000万円で新築が買える!」と宣伝している住宅会社も存在します。
破格の理由は材料費や人件費の削減です。部屋の数を減らす、間仕切りをなくすなど、家の作りをシンプルにすることで材料を減らし、工事の手間がかからないようにしています。
また、洗面台や浴槽などの設備グレードが低く、設備の寿命が短い場合も。
自分たちの暮らしにあった間取りか、標準装備のグレードがどの程度かを購入前に確認しましょう。

断熱性能や耐震性能が不明確

断熱性能や耐震性能が不明確な場合、最低限の基準で設計されている可能性が高いです。
断熱性が低いと、窓や壁から外気温が伝わりやすく、年間の光熱費が高額になります。
結露が発生しやすく、住宅の基礎部分にカビや腐朽が発生することも。
また、耐震性能についても注意が必要。耐震等級3をクリアしているのはもちろん、独自の安全設計がある、地盤品質保証があるなどのポイントもチェックしましょう。

日当たりが良くない

住宅選びにおいて、日当たりの良し悪しは住む人の健康や心地よさに直結する要素。
日当たりが悪いと、住居内の明るさや暖かさに大きく影響します。
一般的には、南向きの部屋が日当たりが良いとされています。
周辺に高い建物がないかどうかもチェックしましょう。

不便な立地

交通アクセスや通勤・通学の利便性が悪い場所は、後悔に繋がることが多いです。
駅やバス停までの距離はもちろん、スーパーやコンビニ、病院など生活に欠かせない施設との距離も考慮しましょう。

災害リスクが高い

洪水や土砂災害、津波など、自然災害のリスクは地域によって異なります。
市町村がホームページなどで公開しているハザードマップを参考にしながら、なるべくリスクの少ない地域で検討しましょう。

新しい会社

設立年が新しい会社も注意が必要です。
施工事例が少ない分、技術力が不足していたり、アフターサポートが不十分な可能性があります。
施工実績が豊富にあり、地域の人々からの評価が高いような、地元で歴史のある会社をおすすめします。

不動産会社

不動産会社はあくまで住宅を販売する会社で、住宅の施工については専門外。
不動産会社の場合、販売する物件は自社で建てたものではないため、購入時に仲介手数料が発生します。
弊社トスケンホームで販売する住宅はすべて自社物件です。
仲介手数料を支払う必要がなく、お得に購入できます。

こんな建売は買うな!と言われる物件が販売される理由とは?

そもそも、買ったことを後悔するような建売が、なぜ販売されているのでしょうか?
理由としては大きく3つあります。

  • 工期やコストなどの過剰な削減
  • ハウスメーカーの技術力不足
  • それでも購入する消費者がいる

それぞれ詳しく説明します。

工期やコストなどの過剰な削減

品質の低い「安かろう悪かろう」な物件が販売される理由が、工期短縮やコストダウンです。
自社の利益確保を最優先し、工期を短縮することで人件費を削減したり、安い建材を仕入れたりする住宅会社も存在します。
こうした会社が手掛けた物件は不具合や欠陥が生じやすく、長く安心して暮らすことができません。

ハウスメーカーの技術力不足

全ての住宅会社が十分な建築技術を持っているとは限りません。
技術者や監督者の経験が浅かったり、価格重視で安い業者に依頼しているケースもあります。
管理体制に不備がある場合も、住宅の品質にばらつきが生じ、施工不良や欠陥に繋がりやすくなります。

それでも購入する消費者がいる

過剰なコスト削減や技術力不足によって建てられた物件でも、「とにかく安ければいい」という購入者が現れます。
すると、住宅会社側は「品質が良くなくても売れる」と判断し、同様に価格重視の欠陥住宅を作り続けます。

こんな建売は買うな!に該当する物件を購入したら…

万が一、購入した建売に不具合があったり、不安が生じた場合はどうすればいいのでしょうか?
購入後にできる対応方法は以下の3つです。

  • 欠陥や不具合を見つけたら即連絡する
  • 保証内容を確認する
  • 第三者の専門家に相談する

それぞれ詳しく説明します。

欠陥や不具合を見つけたら即連絡する

住み始めてから欠陥や不具合を発見した場合は、住宅会社にすぐ連絡しましょう。
早めに対応してもらうためにも、メールではなく電話がおすすめ。
「一時的なものかも…」と様子見したくなるかもしれません。しかし、劣化が進行したり補償期間が過ぎたりする恐れもあります。
気づいたらなるべく早く連絡するようにしてください。

保証内容を確認する

契約内容や保証内容も確認しておきましょう。
柱や梁など、構造部分の不具合、雨漏りなどは「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律」によって10年間の保証が義務付けられています。
法定の保証以外にも、住宅会社独自の保証サービスもあるため、無料でどこまで対応してもらえるか確認してください。

第三者の専門家に相談する

住宅会社が保証に応じない場合や、難しい専門用語でうやむやにする場合もあります。
その際は、第三者の専門機関に相談することをおすすめします。
主な専門機関として、以下が挙げられます。

特に手厚いのは住宅紛争審査会です。
住宅に関する問題を解決する専門機関で、費用も原則申請手数料の1万円のみ。
国土交通大臣から指定を受けた相談窓口で、年間3万件以上の相談実績があります。

「買ってよかった」と満足できる建売の特徴5選

買ってよかったと思える建売にもいくつかの共通点があります。
満足度の高い物件の特徴は大きく5つ。

  • 立地が良い
  • 住宅性能が高い
  • 収納が多い
  • 家事動線がスムーズ
  • ハウスメーカーの施工実績が豊富

立地が良い

通勤や通学の利便性、日常の買い物のしやすさなど、立地の良さは満足度の高さに直結します。
駅や商業施設が徒歩圏内、公園や学校が近くにあるなど、生活の利便性を高める要素が整っている物件は、将来的にも価値が下がりません。

住宅性能が高い

高気密高断熱、耐震等級3の住宅は快適さや安心感が違います。
性能の高さで勝負している住宅会社を選ぶと後悔は少なくなります。
長期にわたって安心して暮らせるよう、最新の建築基準に適合している点も重要です。
断熱性能や耐震性能について詳しく解説した記事もぜひご覧ください。

収納が多い

収納スペースが豊富な建売住宅は、住空間をスッキリ保つことができ、生活の快適さを向上させます。
収納が少なくて後悔するパターンはあっても、収納が多くて困ることはほとんどありません。
玄関、キッチン、寝室など、必要な場所に十分な収納スペースがあるかチェックしましょう。

家事動線がスムーズ

家事効率を高めるよう設計された建売住宅では、キッチン、洗濯室、浴室などが適切に配置され、無駄がありません。
リビングや子供部屋へのアクセス、2階への動線など、家族同士が顔を合わせやすい間取りかどうかも確認しましょう。

ハウスメーカーの施工実績が豊富

施工実績が豊富なハウスメーカーは、培われた技術やノウハウを活かし、安心して長く住める家を提供しています。
また、対応の良さや品質の高さ、アフターサービスも充実しています。
例えば弊社トスケンホームは、甲信越および新潟県で着工棟数No.1、「イシカワグループ」の建売住宅ブランドです。
スケールメリットを生かして、高品質な住宅を他社よりも安く建築・販売しています。

建売選びで失敗しないためのポイント

建売住宅を選ぶ上で後悔しないためのポイントを以下にまとめました。

  • 安さだけで選ばない
  • 実際の暮らしをイメージする
  • 標準装備がどこまでか確認する
  • 住宅性能にこだわる
  • アフターサービスも細かくチェック

それぞれ詳しく見ていきましょう。

安さだけで選ばない

価格の安さだけに注目すると、予想外の不都合が生じたり、不具合が発生して修繕費用がかかる場合があります。
なぜ安いのか、理由を理解し、建物の品質を確認することが重要です。
低価格の背景には、立地条件の不利や生活利便性の弱点が隠れている可能性も考慮しましょう。

実際の暮らしをイメージする

住宅を見学する際、単に間取りやデザインを見るだけでなく、実際にそこで生活をしている場面をイメージすることをおすすめします。
家具や家電の配置、日当たりや風通しなどもイメージできるとベスト。
駅からの距離、駐車場の台数、コンビニ、スーパーなどの周辺環境も確認しておきましょう。

標準装備がどこまでか確認する

A社では標準装備の内容が、B社でオプション扱いの場合もあります。
例えば多くの会社では、エアコンや照明、食洗器、カーテンレールはオプション扱いですが、トスケンホームではすべて標準装備です。
さらに、今大人気の宅配ボックスとEV(電気自動車)コンセントも付いており、全館空調システムを標準搭載している物件も豊富にご用意しています。
建売のオプションについてまとめた記事もあわせてご覧ください。

住宅性能にこだわる

高気密・高断熱・高耐震など、住宅性能は暮らしの快適性と安全性を大きく左右します。
最新の建築基準に適合しているか、環境に優しい設計がされているかなど、技術面にも注目しましょう。

アフターサービスも細かくチェック

アフターサービスの充実度は住み始めてからの安心感に繋がります。
保証内容の詳細、定期的なメンテナンスの有無、緊急時の体制などを確認しておきましょう。
建売の保証についてまとめた記事もございますのでぜひご覧ください。

まとめ

後悔する建売の特徴として、相場より安いことや、性能や強みが不明確なことが挙げられます。
物件選びの際は価格の安さにとらわれすぎず、住み始めてからのイメージを持って検討するようにしましょう。

トスケンホームでは、長く安心して暮らせる高品質な住まいをお求めやすい価格で提供しています。
建売に関するご相談や物件の見学予約は随時受け付けております。
ぜひお気軽にお問い合わせください。