建売住宅の洗面台を自分好みのタイプに交換したいと考える方は意外といらっしゃいます。
また、ネット上では「建売の洗面台はダサい」という意見が見られます。
この記事では、建売の洗面台が交換可能か、おしゃれにDIYする方法をまとめました。
建売の購入を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
建売の洗面台は交換可能?
建売に備え付けの洗面台を希望のタイプに変更することは可能です。
ただし多くの場合、オプション扱いでは用意がありません。
引き渡し後に自身でリフォーム工事を手配する必要があります。
一般的な建売のケースを中心に以下で詳しくお伝えします。
オプション工事ではできないことが多い
建売の場合、洗面台のオプションは用意されていないことが多いです。
洗面台を交換したい場合は、引き渡し後にお客様側で工事を依頼することになります。
ただし、弊社トスケンホームでは、洗面台のオプション工事や引渡し前の洗面台リフォームも可能です(いずれも別途費用が発生します)。
標準装備の洗面台もおしゃれなタイプを設置しておりますが、もし他にお好みの洗面台がある場合はお早めにお申し付けください。
洗面台リフォーム工事の相場は15万〜25万円
洗面台をリフォームする場合、工事費用の相場は15万〜25万円です。
洗面台のサイズによって費用は異なります。
幅60センチ以下であれば10万〜20万円、75センチ以下であれば25万円前後です。
工事期間は数時間〜半日程度と考えておきましょう。
建売の洗面台が「ダサい」と言われる4つの理由
建売に設置されている洗面台に「ダサい」というイメージを持つ方は少なくありません。
なぜ建売の洗面台がダサいと言われてしまうのか、理由を4つにまとめました。
- 標準仕様の洗面台だから
- 素材がプラスチックだから
- 棚部分がオープンになっているから
- 幅が狭いから
以下で詳しく説明します。
標準仕様の洗面台だから
賃貸住宅などで一般的な、真ん中に鏡、両サイドに収納棚がついたコンパクトなタイプの洗面台。
建売でも同様のタイプが標準仕様として用意されているケースがあります。
一人暮らしにはちょうどいいサイズですが、家族で使うには狭く、不便に感じることが多いです。
素材がプラスチックだから
標準仕様の洗面台は、収納部分や洗面ボウルがプラスチックでできています。
プラスチックの面積が多いと、陶器やホーローと比べて安価な印象は否めません。
傷がつきやすく黄ばみやすい点もプラスチックの弱点。
経年劣化を防ぐためにも、日頃のお手入れが重要です。
棚部分がオープンになっているから
鏡の両サイドの棚部分がオープンになっていることも「ダサい」と言われる一因です。
歯ブラシや洗顔フォーム、化粧水などの置き場所として便利な反面、生活感が出てしまいます。
鏡裏収納がついた洗面台の方が収納できるスペースが広い上、見た目もスッキリできます。
幅が狭いから
標準装備の洗面台は1人しか使わない設計になっており、幅60cmほどしかありません。
幅の狭さが「アパートっぽい」「ダサい」という印象に繋がります。
また、身支度する時間帯は家族で重なることが多いもの。
複数人で同時に使えないのは大きなデメリットといえるでしょう。
建売の洗面台をDIYでおしゃれにする方法
標準仕様の洗面台で物足りなさを感じるけれど、リフォームするほどではない場合、DIYがおすすめです。
DIY初心者の方でも気軽に取り組める方法を5つ紹介します。
- 壁にタイルを貼る
- リメイクシートを活用する
- 照明器具を取り付ける
- 鏡を取り付ける
- コンセントカバーを交換する
ぜひ参考にしてください。
壁にタイルを貼る
洗面台周辺の壁にタイルを貼ると、雰囲気がガラッと変わります。
正方形のモザイクタイル、細長いボーダータイルなどデザインや色も選び放題。
特にDIY初心者の方におすすめなのがシールタイプのタイルです。
タイルが集まった状態で1枚のシールになっているため、気軽に取り入れることができます。
リメイクシートを活用する
貼るだけで部屋の印象をガラリと変えるリメイクシート。
壁紙に使用したり、洗面台の収納扉のアレンジにも使えます。
木目調やレンガ調、大理石風など種類も豊富で、カンタンに剥がせるタイプもあります。
飽きたらはがして別の柄にするといった使い方が可能です。
また、100円ショップでも小さめのリメイクシートが売っています。
試しに使ってみたい方は、100円ショップのリメイクシートを購入してみましょう。
照明器具を取り付ける
洗面台に高級感を出す工夫として、鏡の周りに照明器具を取り付けるのも効果的です。
バータイプの照明を鏡の下につけると、高級ホテルの間接照明のようになります。
また、球体型のライトが4つ連なった形や10個セットで売られている「女優ライト」も人気です。
鏡の周りに取り付けると洗面台が一気に華やかになります。
鏡を取り付ける
大きい鏡を取り付けたい、もしくは長方形から円鏡に変更したい場合も、洗面台のタイプによっては、自分で鏡をつけ外しできます。
洗面台上部が壁にネジ止めされているタイプであれば、ドライバーで外すことで取り外し可能です。
洗面ボウル部分はそのままでも、鏡を交換するだけでデザイン住宅の印象に変わります。
コンセントカバーを交換する
洗面台自体に手を加えるのが難しそうという方は、コンセントカバーやスイッチカバーを交換するだけでも洗面所のアクセントになります。
大理石や真鍮、陶器製など、高級感のある素材を選ぶと重厚な雰囲気に。
また木目調や北欧タイルなどの柄であればナチュラルな雰囲気を演出できます。
洗面所の収納スペースが少ない時の便利アイテム3選
洗面所の広さは2畳〜2.5畳のことが多く、家族の人数によっては「もっと収納スペースがほしい」と感じるかもしれません。
洗面所の収納スペースを増やすための便利アイテムを厳選して3つ紹介します。
- ウォールラック
- ホスクリーン
- 収納ストッカー
以下で詳しく見ていきましょう。
ウォールラック
ウォールラック(ウォールシェルフ)は壁付タイプの棚で、タオルやボトル類を置くのに便利です。
木目調やガラス製など豊富なデザインが展開されています。
洗面所に設置する場合、水に強いアルミ製や、傷がつきにくいメラミン製が人気。
サイズも豊富で、幅を5cm単位で選べるセミオーダーの商品もあります。
ホスクリーン
洗面所を部屋干しできるスペースに変身できる便利グッズ「ホスクリーン」。
ホスクリーンは天井に金具や本体を設置する室内用の物干しグッズです。
穴のあいたパーツを天井に設置し、そこに物干しポールを差し込んで使用します。
設置費用は1万円前後、工事は1時間ほどで完了します。
室内干しだけでなく、翌朝着る衣類をかけておくといった使い方も可能です。
洗面所で衣類の収納に困っている方は設置を検討してみてはいかがでしょうか。
収納ストッカー
洗濯機脇、洗面所脇のすき間に特化したサイズの「収納ストッカー」も家具メーカー各社が販売しています。
ストッカーの幅は15・20・30cmなど細かく用意されているので、ピッタリ収まるサイズが見つかるはずです。
洗面台の高さにあわせたものを選べば、見た目に統一感が生まれスッキリした印象に。
コンセント付きのタイプもあるので、美容家電の収納場所としてもおすすめです。
まとめ
建売の洗面台について、「ダサい」と言われる原因やおしゃれにするためのアイデア、収納を増やす方法について紹介しました。
洗面所は2畳ほどの狭い空間だからこそ、手軽にDIYやアレンジが可能です。
また、ウォールラックや収納ストッカーなどの便利なアイテムを取り入れることで収納スペースを確保できます。
なお、弊社トスケンホームの建売住宅では、いわゆる「ダサい」洗面所は採用しておりません。
三面鏡のスタイリッシュな洗面台を標準装備としております。
洗面所のオプション工事や引渡し前のリフォームも対応できます。
建売住宅をお探しの方は、ぜひ一度見学にいらしてください。