建売住宅に対して何となくダサいイメージをお持ちではありませんか?
建売は注文住宅よりも手頃な価格な一方、デザインや設備のグレードが選べないことで敬遠している方も多いかもしれません。
この記事では、建売がダサいと言われてしまう理由を解説します。
おしゃれな建売を選ぶためのポイントや、気に入らない部分を変更する方法も紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
建売はなぜダサいと思われるのか
そもそも「建売っぽい」とは、どのような外観なのでしょうか?
ポイントは以下の4つです。
- 外観や外構がシンプル
- 似たデザインが多い
- 窓のバランスが悪い
- 洗面台の見た目がよくない
それぞれ詳しく説明します。
なお大前提として、現在はおしゃれなデザインの建売が多数販売されています。
それを踏まえたうえで読み進めていただけると幸いです。
外観や外構がシンプル
建売は万人受けを重視した外観や外構の物件が多いです。
そのため外壁や塀、フェンスなどは単調な見た目に落ち着く傾向にあります。
良く言えばシンプルですが、「普通すぎる」と捉える人もいるようです。
似たデザインが多い
建売は同じ原材料や設計で規格化されている分、建築コストを安く抑えています。
設計が一緒なので、似たデザインの住宅が多くなります。
また「◯◯ニュータウン」などの広大な分譲地の場合、似た外観の建売が並ぶ場合が多いです。
街並みに統一感が生まれる一方で、住宅に個性を求めたい人には不向きです。
窓のバランスが悪い
窓の位置や大きさは建物の印象に影響します。
同じ大きさの引き違い窓が多く並ぶと、立体感がなくのっぺりとした印象に。
かといって色々な大きさの窓が並んだり、1階と2階でラインが合っていなかったりすると、統一感がなくなります。
洗面台の見た目がよくない
よく見受けられる意見が、「洗面台がダサい」というもの。
ローコスト住宅では標準仕様の洗面台が設置されるケースが多いです。
シンプルで掃除しやすいデザインではあるものの「賃貸っぽい」「高級感がない」といった印象を持つ人もいるようです。
おしゃれな建売を購入するポイント
本当は注文住宅でデザインにこだわりたかったけれど、予算の関係で建売を購入する方もいると思います。
しかし「建売は似たようなデザインばかり」と諦める必要はありません。
建売でもデザインにこだわり、個性を出すことは可能です。
おしゃれな建売を購入するためのポイントは次の3つ。
- 個性的な外観の物件を探す
- 窓の配置をチェックする
- 幅広いデザインを扱う住宅会社を探す
これらのポイントをおさえて、納得のいく住宅を購入しましょう。
個性的な外観の物件を探す
住宅の印象は外観で決まると言っても過言ではありません。
おしゃれな建売を探すなら、まず個性的な外観の物件を探してみてください。
探し方としてはSUUMOやHOME’Sなどのポータルサイトや、地域限定の住まい情報誌を眺めるのがおすすめです。
また、写真と実際の住宅でイメージが異なる場合もあります。完成見学会に足を運ぶのはもちろんその際、周辺に似たデザインの住宅がないか確認しましょう。
窓の配置をチェックする
物件見学では、窓の配置やバランス、1階と2階で窓の縦ラインが揃っているかも確認しましょう。
同じサイズの引き違い窓がいくつも並ぶと、立体感がなくのっぺりとした印象になります。
また、1階と2階で縦ラインが揃っていないと、ごちゃごちゃしたデザインに見えます。
隣の家や通行人と目線が合う位置に窓があると開閉しづらくなるため、その点も注意が必要です。
幅広いデザインを扱う住宅会社を探す
デザインに強みを持った住宅会社の物件を探すのも一つの手です。
「西海岸風」「アメカジ風」など、コンセプトが明確な建売ブランドを掲げる住宅会社もあります。
地域に特化した住まい情報誌などでは各社の事例が豊富に掲載されています。
その中から、自分のライフスタイルにあったデザインを探してみるのが効率的です。
もし好みのデザインを手掛ける会社があれば、一度見学することをおすすめします。
最近の建売がおしゃれな理由
「建売は似たようなデザインばかり」という考えは既に過去のもの。
消費者のニーズや時代の変化に合わせて、おしゃれな建売が増えてきています。
デザインが多様化している
建売の外観や外構は年々、多様化しています。
最近では「建売っぽい物件は嫌」「家にも個性がほしい」といったお客様のニーズに応えるべく、ひと目見て建売だとわからない住宅が増え、幅広いデザインから選べるようになっています
当社トスケンホームでも、デザイン性の高い物件を多く取り扱っております。
ぜひ物件一覧ページをご覧ください。
建売で気に入らない部分は変更できる?
建売は既製の住宅を購入するため、自分の理想に全て合致する物件を探すのは困難です。
「外観も間取りもいい感じなのに、この部分だけダサい!」というケースもあるかもしれません。
特に多いのが「床の色」と「洗面台」の2箇所。
それぞれ変更する方法や大まかな予算について紹介します。
床の色を変えたい場合
物件完成後に床の色を変更することはできません。
しかしどうしても気に入らない場合、以下の方法が考えられます。
- ウッドカーペットを敷く
- クッションフロアを貼る
- フローリングを張り替える(リフォーム)
それぞれ詳しく解説していきます。
ウッドカーペットを敷く
ウッドカーペットは天然木やコルクでできたカーペットです。
見た目はフローリングそのもので、敷くだけで部屋の印象が変わります。
自然な木目を楽しめるものや、無垢材を使用したものもあり、価格の目安は6畳で1万〜2万円ほどです。
クッションフロアを貼る
クッションフロアは塩化ビニル素材でできたシート状の床材です。
部屋の広さにあわせてカットして使えるため、張り替えやすく、DIYでリフォームする際にもよく使われます。
塩化ビニルは水を弾くため、キッチンなど水回りにも適しています。
特にフローリング風の木目調のデザインが多く、カラーバリエーションが豊富。価格は6畳で約3万〜5万円ほどです。
フローリングを張り替える(リフォーム)
リフォームしてフローリングを張り替える方法もあります。
工事費用の相場は6畳で10万〜20万円ほど、20畳のリビングなど広い部屋では50万円近くかかることも。
ただしDIYであれば必要なのは材料費のみ。6畳あたり4万円ほどで済みます。
剥がしてものりが残らないタイプの商品もあり、気軽に張り替えが可能です。
洗面台を交換したい場合
標準仕様の洗面台が気に入らない場合、リフォームで交換できます。
洗面台本体の相場は5万〜15万円、工事費用とあわせておよそ20万円前後です。
洗面台の交換は、工務店や住宅設備メーカー、水道工事業者などに相談できます。
まとめ
建売はシンプルな外観のものが多く、似たデザインが多いことから、「ダサい」という印象を受ける人もいるようです。
しかし、最近では建売のデザインが多様化し、お客様が壁の色や床の色などを選べる物件もあります。
また、もしデザインの一部が気に入らない場合でも、リフォームで好きなように変更が可能です。
当社トスケンホームでは、住宅性能が高くデザイン性に優れた建売住宅を販売中です。
新潟県内を中心に全国各地で展示会を開催しております。
住む人の心地よさを第一に考えた住宅を、自信を持って提供しています。
しつこい営業は一切しておりませんので、住宅購入を検討中の方は、お気軽にご連絡ください。