建売の後付け収納アイデア4選!パントリーやクローゼットに使えるグッズも紹介 | トスケンホームブログ

建売の後付け収納アイデア4選!パントリーやクローゼットに使えるグッズも紹介

住まいのこと

建売住宅の購入を検討中の方から「収納がもう少し多ければ…」という悩みをよく聞きます。
特にキッチンのパントリー、洋服を収納するクローゼットなどは、個々のライフスタイルに合わせて活用したい部分です。
この記事では、建売の収納部分で悩む方へ向けて後付け収納のアイデアや、住宅見学時に収納部分でチェックすべきポイントについてまとめました。
ぜひ建売を選ぶ際の参考にしてください。

建売の後付け収納アイデア4選

今ある収納スペースだけでは足りない場合、収納場所を増やす方法は大きく4つ挙げられます。

  • 収納棚を後付け
  • 収納付き家具の設置
  • 壁面収納の利用
  • デッドスペースの活用

それぞれ詳しく見ていきましょう。

収納棚を後付け

一番手をつけやすいのが、収納棚を後付けする方法です。
大手家具メーカーの店舗や家具専門通販サイトでは、用途にあわせた収納棚が販売されています。
キッチンのすき間に合わせた細めの棚、テレビ周辺を囲むラックなど、設置場所を考えた設計がされているため使いやすいのが特徴です。
収納棚を購入する際は、設置したい場所の寸法を測り、なるべく最適なサイズを選ぶようにしましょう。

収納付き家具の設置

引き出しが付いた収納付きの家具も多く販売されています。
代表的なものが引き出し付きベッドです。
ベッド下に大きな引き出しがついており、季節物の寝具をしまうのに便利です。
また、引き出し付きのソファやスツールなども人気です。
リビングの収納が少ない場合はもちろん、来客があった時にテーブルの上の物を片付けるのにも重宝します。

壁面収納の利用

空間を広く使いつつ、多くのものをしまえる壁面収納もおすすめです。
奥行きの浅いものであれば圧迫感が少なく、部屋の広さも維持できます。
一方、奥行きがあればその分用途が広がります。本棚として使ったり、子どもの玩具を片付けたりすることもできます。
壁面収納を選ぶ際は、収納するものを決めてから購入しましょう。

デッドスペースの活用

収納スペースとして有効活用したいのが天井部分のデッドスペースです。
トイレや冷蔵庫、洗濯機の上など、範囲は狭いですが高さがある分、多くのものを収納できます。
洗濯機ラック、バスルームラックなどの専用ラックを設置する、突っ張り棒を取り付けてその上にボックスを置くなどの方法があります。

建売のクローゼットに活用したい収納グッズ

クローゼットに衣類をまとめる際、出し入れしやすさやスッキリした見た目にも気を配りたいところ。
ハンガーを吊るす以外の方法を取り入れて、どこに何があるかわかる収納が理想です。
そのために活用できる収納グッズを紹介します。

プラスチックケース(カラーボックス)

ファッション小物が散乱しがちなクローゼットの下部分。
ベルト、バッグ、帽子などはカラーボックスで分けると一気に整理できます。
小物がどこにあるか一目瞭然なので、探しているものがすぐ見つかります。
出かける直前など、急いでいる時でも安心です。

突っ張り棒

突っ張り棒を設置すれば、ハンガーの列を増やすことができます。
100円ショップやホームセンターで売っている安い突っ張り棒でもOKですが、なるべく多く衣類を吊り下げるなら縦の支柱とセットのものがおすすめ。
「突っ張り棚」「ハンガーポール」などの名称で販売されています。

引き出し収納ケース

下着や靴下、タオルなどは引き出し収納ケースにしまうとスッキリします。
同じメーカーの同じシリーズの収納ケースで揃えてみましょう。
大きめの収納ケースを用意すれば、冬服、夏服など季節ごとに衣類をまとめることも可能。
衣替えの時期には収納ケース内の衣類を入れ替えるだけでOKなので簡単です。

建売にパントリーがない時は代わりに収納棚を設置しよう

建売のキッチンには、パントリーがない場合があります。
パントリーとは食品や食器を収納するスペースのこと。
パントリーがあれば食器や調理家電、食材をまとめて保管し、キッチンが乱雑になるのを防げます。
もしパントリーがない建売の場合は、代わりになる収納棚を設置すると便利です。
パントリーは「キッチンストッカー」「食品ストッカー」などの名前で販売されています。
天井付近まで高さのあるものや、キャスター付きで動かせるタイプもあります。
キッチンの広さに合わせて選ぶようにしましょう。

建売の収納の基本

「建売住宅の収納=少ない」とイメージするかもしれませんが、そうとは限りません。
建売住宅は幅広いライフスタイルの方にとって使いやすい間取りで設計されています。
そのため、一般的な戸建住宅と同じくらいの収納スペースの物件が多いです。
住宅における収納スペースの広さを表す「収納率」や、建売の収納面積で注目すべき点について紹介します。

収納率は全体の12〜13%が多い

総床面積に占める収納面積の割合を「収納率」と言います。
収納率は収納面積÷総床面積×100で求めることができます。
例えば30坪の住宅で収納部分が3坪あれば、収納率は10%。
一般的な住宅の収納率は10%〜15%と言われています。
建売の場合12〜13%のケースが多くほぼ平均的です。
一方、分譲マンションの場合はこれより少なく、8%〜10%と言われています。
マンションと比較して、建売の収納率は高いことがわかります。

特に1階の収納面積が重要

建売の場合、特に注目すべきは「1階の収納スペースの広さ」。
リビング、キッチンなど生活空間の中心は1階で、2階は寝室や子ども部屋が多いです。
1階の収納面積が少ないと、リビングに物が散らかり、生活感が出てしまいます。
階段を上り下りする手間を考えても、収納はなるべく1階をメインに考えたいところです。

建売の収納で見るべきポイント

建売を見学する際は、間取りや設備だけでなく収納部分もチェックしましょう。
住んでから「こんなはずではなかった」「もっと収納があれば…」と後悔することがないよう、見学時に見るべきポイントを5つお伝えします。

  • 十分な収納スペースがあるか
  • パントリーの有無
  • 水回りの収納スペース
  • リビングの収納
  • クローゼットの広さ

それぞれ以下で見ていきましょう。

十分な収納スペースがあるか

最優先でチェックしたいのは収納スペースの大きさです。
今の持ち物だけでなく将来家族が増えた時のこともイメージし、収納スペースを考えましょう。
また、新居への引っ越しを機に新たに家具や家電を買うことも予想されます。
そのような場合、今の住まいよりも広い収納スペースが確保できると安心です。

パントリーの有無

キッチンまわりの収納でチェックしたいのが、パントリーの有無です。
パントリーがあれば普段使わない食器や調理家電をしまっておけるため、キッチンをスッキリ使えます。
また、買ってきた食材をストックする食品庫としても便利です。
パントリーがない場合は、収納棚を後付けできるスペースがあるかチェックしましょう。

水回りの収納スペース

脱衣所、トイレなどの収納スペースも確認が必要です。
トイレの場合、トイレットペーパーのストックや掃除用品を収納できる棚があると、狭い空間がスッキリ見えます。
また、脱衣所では着替えた衣類や洗濯物、パジャマなどが散らかりがちです。
どこに何を片付けるか決めることで、収納の使い勝手がイメージしやすくなります。

リビングの収納

生活感のないスッキリした暮らしを実現する上で、リビングの収納は欠かせません。
リビングには日用品、掃除用具、子どもの遊び道具など大小さまざまなものが集まります。
これらを収納する場所を確保すれば、リビングが散らかるのを防げます。

クローゼットの広さ

クローゼットは一家の持ち物の量と照らし合わせながらサイズ感を確認しましょう。
クローゼットが狭く、衣類が入りきらない事態は避けたいところ。
逆に広すぎる場合も要注意で、収納が広い分、部屋が狭くなってしまいます。
クローゼットは広さによってしまえる衣類の枚数も変わってきます。
2畳のクローゼットでおよそ150〜200枚の衣類をかけることができ、これは家族2人分の量に相当します。
未来の家族構成も考えながら、適切なサイズかどうか見極めましょう。

まとめ

収納スペースは工夫次第で使い勝手をより良くすることが可能です。
突っ張り棒やカラーボックス、収納付き家具などを取り入れることで、散らからないスッキリした暮らしを実現できます。
また、建売を見学する際には、自分たちの荷物の量を考えながら各部屋の収納をチェックすることが大切です。
これから住宅購入を考えている方は、ぜひ収納にも着目しながら物件を比較してみてください。

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